さて、「2019.12-2020.01 ミャンマー旅行(1日目)東京からヤンゴンへ」の続きです。今日は、ミャンマー旅行2日目、ヤンゴンから飛行機で北部山岳地域(カチン州)のプーターオ(Putao)に移動します。
今朝は7時に起きてホテルバホシのレストランで朝食を取りました。
モヒンガーとタミンジョー(炒飯)、焼きそばを食べました。ホテルバホシは宿泊代は安いですが、朝食が美味しいホテルで、日本人に人気があります。
ホテルバホシのフロントで「ヤンゴン空港に行きたいのでタクシーを呼んでください」と言ったら、Grabというアプリでタクシーを呼んでくれました。Grabで呼んだら空港まで6,900チャットでした。安い!
ホテルバホシを7:55にタクシーで出ました。ヤンゴン市内の道路が渋滞する前に空港に行ってしまおうという作戦でした。作戦通り25分で空港に着きました。ちょっと早すぎたかな?チェックインは出発2時間前からだそうで、カウンターは閉まっていました。
今回乗るのは、ゴールデンミャンマー航空のY5-505便11:45発プーターオ行きです。プーターオに行くまで、マンダレーとミッチーナー(Myitkyina)に寄る2ストップオーバーの各駅停車の様な便です。国内線のチケットは、すべてゴールデンミャンマー航空のホームページで購入しておきました。ヤンゴン~プーターオ間の航空運賃はUSD170で、クレジットカードで購入できました。旅程に余裕があれば、ヤンゴンの旅行代理店でディスカウントチケットを購入するという方法もあるかもしれません。でも、出発前に日本でミャンマーの国内線の航空券が確実に購入できるなんて短期の旅行では便利ですよね。
チェックインするまで少し時間があるので、その間にMPT(国営の電話会社)のSIMカードも購入しておきました。3~5年前の経験では、地方に行くとMPTの音声通話しか使えないところが結構あったので、念のために買っておきました。また、この間にスマホにGrabアプリをインストールしておきました。
チェックインを済ませて、搭乗待合室に進みました。
さて、搭乗開始です。
飛行機までは日本の中古バスに乗って行きました。横浜市営バスに似てるなあ…。
飛行機に着いてみると、これまたプロペラ機のATR72-600でした。
飛行機に乗ってみると、ほぼ満席でした。
ヤンゴン空港を離陸すると、雲の上を航行しました。地上の景色は見えませんでした。
離陸してしばらくすると、機内食が出ました。サンドイッチとケーキが出ました。もうちょっと沢山食べたいなあ…。
ヤンゴン空港から約1時間半でマンダレー空港に寄港しました。マンダレーで降りるお客さん、マンダレーから乗るお客さんがドタドタと出入りしました。どうも、マンダレーからは自由席状態になるようです。
20分程したら、マンダレー空港を出発しました。窓からマンダレーの田園風景が見えました。
離陸してしばらくすると、2回目の機内食が出ました。こんどはパンとケーキでした。うーん、もうちょっと食べたいなあ…。
1時間弱でミッチーナー空港に寄港しました。マンダレー空港と違って、ミッチーナー空港は大分田舎っぽい感じがしました。
ミッチーナーでもお客さんがドタドタと入れ替わりました。しかし、機内は満席です。プーターオーに行く人がこんなに沢山いるとは意外でした。
ミッチーナーの景色は緑豊かな感じがしました。その後、飛行機はグングン高度をあげて、山の景色になりました。
ミッチーナーを離陸してしばらくすると3度目の機内食が出ました。ミッチーナー~プーターオ間は飛行時間が短いせいか、パンとミネラルウォーターだけでした。
ミッチーナーから45分で、プーターオ空港に着陸しました。窓からはのどかな草原の景色が見えました。プーターオって、こんなところなんだ…。山沿いは曇っていましたが、晴れたらヒマラヤ山脈東端のカカボラジ山(標高5,881m)が見えるのかなあ?
4時間の空の旅の末、15:40にプーターオに着きました。飛行機を降りて、歩いて空港の建物まで移動しました。ずっと狭い機内にいたので、開放感がありました。12月のプーターオは春のように心地よい気候です。
到着してすぐに、イミグレーションにプーターオに入るための手続きをしました。(ミャンマーでは、国内旅行でも地方都市に行くときは空港のイミグレーションで入域の手続きをする必要があります)。飛行機でプーターオに入る場合、特に許可を取る必要はありませんが、空港到着時にイミグレーションに届出をする必要があります。係員にパスポートを見せると、大きな台帳に手書きでパスポート番号や名前、ホテル名を記録していました。
空港には、今晩泊まるプーターオトレッキングハウス(Putao Trekking House)の人が車で迎えに来てくれていました。ホテルは、出発前にAgodaで予約しておきました。
プーターオトレッキングハウスへは、空港から車で10分位でした。プーターオは、かなり山奥の集落なので田舎かなあ、と想像していたのですが、思ったよりも大きな街で自動車やバイクも走っているので、ちょっと驚きました。
ホテルの人たちがにこやかに迎えてくれました。ウェルカムドリンクのグレープフルーツジュースがとても美味しかったです。
庭には柑橘類の樹があって、実が沢山できていました。「獲ってはいけません」と看板に書かれていました。
案内されたのは、コテージ風のダブルの部屋でした。
1人が泊まるには十分なスペースの部屋でした。部屋には蚊帳がありましたが、冬なので虫はいませんでした。スマホは、OoredoもMPTも4G回線が使えました。
日が暮れて外は真っ暗。ホテルの人から「ダウンタウンまで歩いて5分」と聞いていましたが、お腹が空いていたのでホテルのレストランをのぞいてみました。レストランに行くと、ホテルのお姉さんがニコニコしながら「15ドルもしますよ。夕食代は部屋代には含まれていません」と言ってくれました。高いなあと思いましたが、腹ペコだったので、ホテルで食べることにしました。食事はバイキング形式でした。菜の花の炒め物が美味しかったです。左のお椀はキノコのスープでした。
お腹が空いていたので、おかわりしました。これってかっぱえびせんかなあ?
菜の花の炒め物で、またおかわりしました。
日が暮れると、気温が徐々に下がってきました。このホットシャワーが曲者で、蛇口をひねると熱湯が出たり冷水が出たりしました。温度が不安定なので、シャワーの下で温水を浴びたり逃げたりしながら頭を洗いました。火傷しそうになったり、凍えそうになったりで、大変でした。
部屋には暖房がなかったので、スーツケースに入れていた日本の冬服、ダウンジャケットやヒートテックのタイツなどを着て寝ました。12月のプーターオは、昼は春の様な心地よい気候ですが、夜は寒いです。暖房がないホテルでは防寒具が必要です。
さて、明日はプーターオ周辺の集落を散策しようかな。続きは、「2019.12-2020.01 ミャンマー旅行(3日目)プ-ターオ(Putao)」を読んでください。
なお、今回のミャンマー旅行で撮影した猫の写真は、「猫旅 第16回 ミャンマーヤンゴン(2020年1月撮影)」をご覧ください。(下の写真をクリック!)