こんばんは、バフ兄ちゃんです。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、いま猫旅を自粛しています。当分、猫旅はできそうもありません。今年も6月あたりに大分県の猫島である深島に、猫旅に行きたいなあ、と思っていました。6月に行くと、大分県内の港町でイワガキが食べられます。また、深島に行くとカメノテが食べられます。猫と食の一石二鳥を狙っていましたが、春が近づくにつれて日本国内も段々旅行ができる状況ではなくなってしまいました。
そこで、今年は深島からカメノテを取り寄せて深島気分を味わうことにしました!深島食堂や古民家宿泊所(しんきや)、深島みそ製造を運営している「でぃーぷまりん」に送ってもらいました。
取り寄せたのは、海で獲れたカメノテをボイルしたものを冷凍したものです。1.5kg(300g×5袋)頼みました。
カメノテとは、学術的には甲殻類に属する生き物のようで、エビ、カニ、フジツボの仲間ですかね。亀の手に似ているから「カメノテ」です。海岸の岩に張り付いているそうです。北海道から沖縄まで、全国的に生息しているようですが、食習慣としてよく食べるのは、四国や九州のようです。カメノテを見て本当の亀の手だと思ってしまう人も多いようです。見た目はよくありませんが、これが美味しいんだよなあ…。
今回は、このカメノテで味噌汁を作ってみました。
鍋にカメノテ300gを入れて水を適当に注ぎます。
沸騰したら火を小さくして、5分位煮ます。磯の香りがぷ~んとします。いい匂いだなあ!
これはすごい出汁!アサリよりも濃厚ですね。
みそは深島みそを使いました。深島で獲れたカメノテだから深島みそがいいですかね。
深島みそは、「でぃーぷまりん」で製造しているものです。深島で昔から伝えられている製法で作られている白い麦みそですね。
東日本のみそとはちがった甘い感じのみそ汁になりました。
ちょっと青ネギを入れて出来上がり。う~ん、美味しい!
カメノテを食べるには、まず花びらの様な部分を持ってブヨブヨした部分を上にします。
次にブヨブヨした部分に親指の爪を当てて、この部分をむしり取ります。すると中から貝の中身のようなものが出てきます。
これを摘まんでそっと抜くと身が出てきます。これを食べるわけですが、旨味があって美味しいんですよね。
ああ、美味しかった。こんなに食べちゃった。
この後、深島ねこ図鑑Vol.2を見て、可愛い猫たちのことを思い出しました。
ということで、今日は東京の自宅で猫島を楽しみました。こういう楽しみ方もあるなあ、と思いました。
バフ兄ちゃんの猫旅と旅日記に、深島の猫写真や旅の記録が出ていますので、こちらもご覧ください。