こんばんは、バフ兄ちゃんです。今年もとうとう大晦日になってしまいました。年を越す前に、今年の猫旅はなんとか投稿しようと思い、頑張って書くことにしました。と言うことで、今回は11月に行ってきた熊本県湯島の旅日記です。今回も、もちろん猫目当ての旅です。熊本県湯島は天草諸島の島で、その昔は島原の乱の作戦が練られた島とのことで、「談合島」とも呼ばれているそうです。最近は、猫島としてもよく知られた島になり、猫目当ての観光客も増えています。この島にも沢山の人懐っこい猫がいました。
湯島で撮った猫写真は、「猫旅 第8回 熊本県湯島」にまとめましたので、下の写真をクリックしてご覧ください。
さて、旅日記ですが…。今回は、飛行機の安いチケットが思うように取れず、頑張って往復新幹線の旅となりました。東京を出発した1日目は、朝4時に起きて、新横浜6:11発の博多行きののぞみ号に乗りました。始発ののぞみ号ですね。ああ、眠かった。
この日は、なんとグリーン車に乗りました。普通車が満席で取れなかったのです。
乗ってみると、グリーン車も満席でした。しかし、この日は運よく右側の窓際の席が取れました。東海道新幹線の右側の窓際の席って富士山が見えるせいか、なかなか取れないんですよね。グリーン車は座席が広く、リクライニングも余裕があり、乗り心地が良かったです。コンセントも各席に付いていて便利でした。東海道新幹線の普通車は窓際の席にしかコンセントが無いんですよね。だからバフ兄ちゃんは、東海道新幹線に乗るときは、2mのコードが付いたスマホ充電器と二又コンセントを持って乗ります。実際に二又コンセントを車内で使ったことはありませんが、持っておくと安心です。
さて、朝食は、今回もチキン弁当です。新横浜の売店で買いました。朝4時に起きて、腹ペコでした。
チキン弁当を食べてひと休みしていると、車窓から富士山が見えてきました。
富士山は、もう雪化粧していました。富士山の手前にある高架橋は、第二東名高速道路かなあ。富士山を見たら、なんとなく満足してしまい、ぐっすり寝てしまいました。
電車の振動を感じて目が覚めました。外を見たら、なんと広島!富士山を見た後、なんと広島までぐっすり寝ていたんですね。3時間ぐらい寝ていたのかなあ?グリーン車だからぐっすり眠れたのかも…。
広島を出発して、またウトウトしていたら、博多に着きました。
博多に着くと、ちょっと驚いたのは駅の混雑ぶり。博多駅って、こんなに賑わっているとは思いませんでした。
博多駅では、インターネットで予約していた九州新幹線の割引切符を発券しました。駅の自動券売機で行列ができているので、ちょっと焦りましたが、なんとかなりました。
東京から九州新幹線に乗り入れる列車はないんですよね。再び改札口を通り、こんどは九州新幹線のみずほ号に乗りました。この電車は、鹿児島中央行きだから、居眠り厳禁です。九州新幹線は普通車でも4列シートで乗り心地が良いですが、ずっと起きていました。
のどかな田園風景を見ながら1時間弱、電車は熊本に着きました。
さて、これから三角線に乗って、三角まで行きます。
三角線は、ディーゼル車でした。カランカランというディーゼルエンジンの音を駅で聞くのは久しぶりです。ローカル線の旅らしくていいですね。
列車に乗ったら、4人席を独り占めして、駅の売店で買った黒豚とんかつ御膳という駅弁を食べました。熊本産の黒豚かなあ。やわらかくて美味しかったです。駅弁を食べながら列車に乗るって楽しいですよね。
駅弁を食べていたら、列車がエンジン音を高ぶらせながら走り出しました。
車窓からはススキがきれいに見えました。もう晩秋なんですよね。ちょっと侘しいです。
田園風景ばかりかと思ったら、海が見えました。島原湾ですね。向こうに見えるのは雲仙の山かなあ…。
熊本から1時間ほどで三角に着きました。三角駅の駅舎は、ちょっと洋風レトロな感じでした。いつ頃建てたのかなあ。
三角駅を出ると、道路を渡ったところに、九州産交バスの営業所がありました。ここから湯島に渡る船が出る江樋戸港方面に行くバスに乗ります。事前に湯島の旅館に電話で聞いたのですが、三角からさんぱーる行きのバスに乗ると良いとか。旅館の女将さんが言うとおりにさんぱーる行きバスに乗りました。
バスに乗ると、あっち行ったりこっち行ったりグルグル回るので、方向感覚がなくなりました。
どっちの方向に走っているのかわからなくなりましたが、1時間くらいでさんぱーるに着きました。
さんぱーるというのは、道の駅なんですね。産地直売所があったので、ちょっと見ていくことにしました。
建物に入ると、中では魚や海藻が沢山ありました。地元の海産物みたいでした。
美味しそうなタコや刺身がありました。食べてみたいなあ…。
地元で水揚げした魚かな。何て魚だろう?
水槽の中には貝がありました。こんど来るときは、コンロでも持ってきて、ここで食べようかなあ…。
さて、バスの運転手さんに教えてもらった通り、さんぱーるから海沿いの道路を歩いて江樋戸港に向かいました。約10分で港に着きました。
港に着いて、自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいたら、15時の船が乗船開始になりました。
湯島行きの船は、小さい船でした。中に入ると、地元の人や観光客っぽい人も乗っていました。
沖に出るとだんだん船が揺れてきました。
30分で湯島港に到着しました。漁船が見えたので、今晩の晩御飯でどんな魚が出るのか楽しみです。
船を下りるとき、小さな階段を上って、開いたハッチから外に出ます。まるで戦車から外にでるみたいでした。
船からはお客さんだけでなく、小包なんかも沢山荷下ろししていました。本当に島民になくてはならない船なんですね。
島に上陸して、まず港の待合室に行くと猫が3匹も寝てる。ああ、可愛いい。猫が「ニャー!」と話しかけてくれました。
さて、まずは今晩お世話になる旅館に行くことにしましょう。
途中、こんな猫のお地蔵さんもいました。宿に着くまでに何匹かの猫に出会いました。やっぱりここは猫島ですね。
港から2~3分で今日の宿、旅館日の出荘に着きました。チェックインすると、女将さんが、バフ兄ちゃんが東京からわざわざ来てしかも2泊もすることに驚いていました。しかし、猫目当ての観光客は増えているとのことです。
部屋は2階の海が見える和室でした。
窓を開けると気持ちよく海が見えました。部屋には昼寝するのにちょうどいいベッドもあって、30分位昼寝しました。
その後、夕食前の散歩に出ました。散歩していると猫とよく出会います。来てよかったなあ…。
港の近くにある商店の前に猫が何匹かいました。ちょっとこの猫たちと休もうかな。あぐらをかいて座ることにしました。
すると、ブチ猫がバフ兄ちゃんのあぐらに乗っかってきて、太ももをモミモミ攻撃しはじめました。ブチ、可愛いし、気持ちいいなあ…。ブチはずうーっとモミモミ攻撃をしていました。
すると、トラが横から割り込んできました。しかし、ブチはモミモミ攻撃を止めません。
とうとうトラがバフ兄ちゃんの太ももに乗っかってしまい、ブチがモミモミできなくなってしまいました。結局、7~8分ブチにモミモミされていました。足が痺れてしまいましたが、ブチが可愛いので、あぐらを崩せませんでした。しかし、猫2匹があぐらに乗っかっていると、温かいけど、重い!でも、可愛いから動けない。
ブチは、バフ兄ちゃんの猫ホイホイにはまってしまいました。しかし、本当に足が痺れたので、ブチとトラにはあぐらから降りてもらうことにしました。ごめんね、また明日遊ぼうね。
今回撮った猫写真は、「猫旅 第8回 熊本県湯島」にまとめしたので、ご覧ください。下の写真をクリックすると見ることができます。
ブチとトラと過ごしていたら、すっかり夕暮れになりました。海岸に出ると、夕陽がきれいに見えました。
旅館に帰ると夕食の時間になりました。今日の夕食は、鯛料理が沢山でました。刺身も塩焼きもお吸い物も全部鯛でした。美味しい!ご飯に出た押し寿司も美味しかったです。食事をした後、お風呂に入ってすぐに寝てしまいました。
さて、2日目。
島の夜は静かで、夕べはぐっすり眠れました。朝7時半に起きました。天気は快晴です。
宿の前の海岸から海を見ると、島原湾に漁船が沢山見えました。鯛でも釣ってるのかなあ…?
さて、顔を洗って朝食にしました。
朝食には、湯島名物の湯島大根が出ました。美味しかったです。
さて、食後、ちょっと休んで、猫撮影の散歩に出ました。
やはり、港の商店の前には、猫が何匹かいました。今日はトラがバフ兄ちゃんの猫ホイホイにはまってしまいました。可愛いなあ。温かい。
おや、昨日のブチが足元に…。ブチも可愛いよ。
港を歩いていると、猫があちらこちらにいます。湯島の猫は人懐っこい。港で休んでいると、猫が寄ってきます。猫好きにはたまらないですね。
カメラザックを置いて休んでいたら、猫に占拠されてしまいました。仕方ないなあ、猫がどっかに行くまで休もうかな。
昼食は、島の食堂乙姫屋で食べました。前日、電話で1,000円の定食をお願いしておきました。
どんぶり飯に湯島大根、鯛のあら汁、などなど。結構お腹いっぱいになりました。美味しい。土産に塩ウニはあるかなあ、と思い、女将さんに「今、塩ウニはありますか?」と聞いたら、「今年はウニがあまり獲れなかったので、今ありません」とのことでした。
食後もずっと猫撮影をしていました。山手の住宅の小道を通ったりしましたが、猫はほとんど見かけませんでした。やはり沢山いるのは港の様です。
こんどはトラ猫の雄猫がゴロゴロ。バフ兄ちゃんに頭をこすりつけながらグルグル喉を鳴らしていました。ご機嫌でした。
港の待合室に行くと、やはり猫がいました。気持ちよさそうにお昼寝してるなあ…。可愛いね。
今日も夕日がきれいに見えました。今日は本当に猫満喫したなあ…。楽しかった。
宿に帰ってひと休みしていたら、夕食の時間になりました。今日の夕食は、鯛の刺身とカマの煮付、お吸い物、豚ステーキでした。今日も美味しくてお腹いっぱいになりました。食後、お風呂に入って、すぐに寝てしまいました。
3日目の朝。
今日はちょっと曇り空です。今日は東京に帰る日です。
朝食はやはり湯島大根。何回食べても美味しいですね。朝食を食べた後、お勘定を済ませて、港に向かいました。
9時の船に乗ろうと港に行くと、なんと船着き場にブチがいました。ひょっとして、バフ兄ちゃんを見送りに来てくれたのかい?
ブチは、バフ兄ちゃんの足元でゴロゴロして見送ってくれました。「バフ兄ちゃん、また来てね」と言っているかのようでした。ブチ、また来るからね。バイバイ。
船は定刻の9時ちょうどに出港しました。ブチとのお別れ、寂しかったなあ…。
天気は回復し、晴天になりました。ちょっと寒いけど、気持ちのいい潮風でした。
江樋戸港からは、来たときと逆に徒歩でさんぱーるに向かいました。さんぱーるからは、九州産交バスの快速あまくさ号熊本駅前行きに乗りました。
さんぱーるから1時間20分で熊本駅前に着きました。12時が近いので、市電の電停1個分を歩いて熊本ラーメンを食べに行きました。
熊本駅付近にはラーメン屋さんは沢山あるのですが、徒歩10分のところにある黒龍紅に、なんとなく行ってみました。
ベーシックなチャーシューメンを注文しました。焦がしニンニクがきいた豚骨ラーメンは、ニンニク好きのバフ兄ちゃんには、とても美味しく感じました。
帰りは、熊本から博多までさくら号に乗り、博多から新横浜までのぞみ号で新横浜に向かいました。
博多駅で乗り換える時に駅弁のかしわめしを買いました。帰りののぞみ号は普通車でした。グリーン車に比べると、やっぱり狭いなあ。でも、節約、節約…。
新大阪を出たところで、夕食に駅弁を食べました。美味しかったですが、だんだん東京に近づくにつれて車内の雰囲気がせわしくなってきて、猫旅の夢からさめてしまいました。
19:11にのぞみ号は定刻通りに新横浜に到着しました。ああ、湯島の猫は人懐っこくて良かったなあ…。また、行きたいなあ…。
今回の猫写真は、「猫旅 第8回 熊本県湯島」をご覧ください。下の写真をクリックすると見ることができます。